「刻之共鳴ー 竹市求仙・何柏青 日中刻字芸術交流展」は、文字を彫り刻み立体として表す“刻字(こくじ)”に焦点を当てた日中交流展です。筆致の抑揚や余白の緊張、素材の質感が彫りと彩によって立ち上がり、光と影が文字の気韻を鮮やかに浮かび上がらせます。
本展では新作・旧作 各40点、計80点を一堂に展示。木・合板など多様な素材と技法を比較しながら、東アジアに連なる文字文化の共通性と個性を体感いただけます。
出品作家は、日本の刻字を端正に構成する竹市求仙(群馬)と、現代刻字を総合芸術として探究する何柏青(上海)。二人の美意識が呼応し合う「刻の共鳴」を、銀座の会場でぜひご高覧ください。
